十億円の真実 16

  激しくはありませんが、今回は、凌辱シーンが多分に含まれています。ご理解して注意してお読み下さい。18才未満の方は読まないで下さい。






最初、想像し恐怖したほどの変化はない様な気がした。
ただ五感だけが妙に冴えて身体がふわふわした。
こんな切羽詰まった状況に置かれているのになぜだか、気分が高揚してきて、さっきまでの緊迫感や焦燥感などがだんだんと消え失せていく。
そして訪れたのは・・

「そろそろいいか。」
そう言って上に圧し掛かっていた男が退いて、上体を起こされる。
「おい気分はどうだ?」
と、訊かれ響は、
「少し熱い。」
と 答えた。
さっきから身体の中がじわじわと熱を孕んでいく。
「熱いなら脱ぐか?」と問われて、何も考えずに頷いた。
最初に、縛られていた手頸のネクタイが解かれ手が自由になったのが分かった。
「縛ったままじゃ脱げないからな。」
そう言われて、こくりと頷きクスクスと笑った。
そんな響を見て、男の一人が、
「完全に云っちまったみたいだな。」
とニヤニヤ笑った。
「薬、初めてだったんじゃねぇか?
それと元々、薬に弱い体質なのかもしれねぇな。」
そう言いながら、違う男の手が頬に触れてくる。
「触るな!」
自分では、激しく拒否をしたつもりだったのに、耳に届いた自分の声は掠れた弱々しい声だ。
「ヒゲも殆んど生えてねぇな。すべすべだ。
おい本当に、こいつ男か?」
「それをこれから確かめるんだろが?」
「そりゃそうだ。」
下卑た男たちの笑い声が廻りに こだまする。

響が大人しく了承して脱いだのは上着だけで、その後は、流石におかしいと気がついて、少しむずかるように抵抗すると、5人の男たちに取り囲まれ、響が嫌がるのを構わず、いやむしろ男たちは、その逆に、まるで、その様子を楽しむかのように服を剥がしていく。

「やめろ!さわるな!」
さっきからずっとそう叫んでいるのに、まるで夢の中にいるみたいに叫んでも、叫んでも弱々しい呻き声にしかならない。
抵抗しようにも、身体に力が入らず、「いやだ・・」と呻きながらただ首を振った。
もう身に付けているのは、下着(パンツ)とちぐはぐにボタンが残っていただけになってしまったシャツのみで、その残ったボタンも 男の一人が笑いながら引き裂いた際、弾けてどこかに飛んで行ってしまった。
最初はただ半分冗談のように響を弄んでいた男たちの目に濃い情欲の色が浮かんでいる。
響は、立って逃げることも出来ず、尻を引きずるようにズルズルと 後退(あとずさ)った。
その様を見て、男たちが、ごくりと喉を鳴らす。

男の一人に後から抱き込まれるように抱えられる。
その男の熱い息が首にかかり、身体がビクンと震えた。
「感じてるみたいだぜ。」
揶揄するような笑いが起こった。
「いやだ・・」
ごつごつした指が露わになった肌を弄るように這いまわる。シャツの隙間から覗く小さな突起を摘まれて、思わず、
「ああっ・・」
と 声を漏らすと、
「いいのか?」
と、上擦った男の声が耳元に聞こえてきて、その不快さに泣きたくなった。
気持ち悪いのに、薬の所為で、敏感に反応してしまうようだった。まるで体中が性感帯にでもなったように、撫でられるだけで、ぞわぞわと肌が波立つのを感じる。
「おい。」
今度は足元から違う男に声をかけられた。
「今から確認してやるから、足を開いて良く見せてみな。」
そういって無理やり下着がずり下ろされる。
ああ・・
絶望が襲ってくる・・

膝を掴まれ、無理やり大きく足を開かれた。
「小せえな。」
未熟な性器を嘲る声が聞こえた。
「見るな!いやだ・・いやだ・・さわるな・・」
男たちの手が伸びてくる気配を感じて、後で抱きかかえられていることも忘れて、後退ろうとした。
「なんだ 尻を擦りつけて、誘ってるのか?」
必死に首を振るのに、後の男から尻臀を掴まれ、
「ほんと、たまんねぇな。昨日抱いた女なんか比べ物にならないくらい肌なんか白くてすべすべで、こうやって揉んでやるとまるで手に吸いつくように馴染んでくるぜ。」
「うっっ・・」
悔しさと恥ずかしさで涙が零れた。
それなのに・・
「喜んでやがるぜ。」
また嘲る笑い声が聞こえる。
『助けて・・今すぐ助けに来いよ・・
・・謙吾・・』




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ありがとうございました

2009年01月07日 | 十億円の真実 | コメント 0件 | トラバ 0件 | TOP

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